イタリア行きたい。

おおよそ誰の役に立たないブログを書いています。

上司からまじめに心配された話

これは少し前の記事と関係していると思われる。

 

coccoco.hatenablog.com

 

 前回は同僚に心配されたという話でしたが、次は管理職に心配されました。「イトシ君。ちょっといい?」そういわれ職場の外に呼び出された。職場であまりにも仕事をさぼっていた自覚があった僕はいつも呼び出されて怒られるんじゃないかと内心ドキドキしながらいつも仕事をしている(もちろんやらねばならない仕事はすべて終わらせたうえで)。ついに怒られるかな?と思っていたら。「疲れているみたいだね。なんか仕事をイトシ君にいろいろ任せちゃってすごく悪いと思っている。経験者とはいえまだここ来たのは今年が初めてなのに」僕は目をきょとんとした。???そんな疲れているように僕の姿は写っているのだろうか。『えーっと。結構きつそうなんですか?僕。もしかしたら無自覚に疲れている姿が出ているって可能性もあるとは思うんですけど』と尋ね返してしまった。逆に仕事があまりなくて困っているって感じあるんですけど。気のせいなのだろうか。一昨年から実際必要な仕事を終わらせたのちは暇だった。というか僕が+αの努力をしなさすぎなのである。なので他の人に比べ時間が余る。圧倒的クズだ。まさか怒られるのではなく心配されるとは。

そもそも怒られると思われる行動をとっている僕に問題があることはおいておいて(おいてはいけないが)上司はこう続ける「いろいろ悩んでいると思うけど、どんどん言ってください。イトシ君に倒れられても困るからね」

・・・・あっはい。素直にうれしかったがこれでも自分うぬぼれは全くなく、むしろ【自分じゃ何もできない男】な自覚がある。なのでわからないことや困ったことがあれば相談することや報告することには細心の注意を払っていたし、むしろ仕事で一番気を付けていることが連絡相談報告である。自虐になるがたまにこの業界にいる【なんでこの仕事に付けているのかわからない5%の無能】側の人間なのである。こういったときに上司から「イトシ君は仕事ができる人間なんだけど、つらかったら言ってね」って言われるのはなんと受け取ればいいのだろう。とりあえず「つらかったら言ってね」だけ受け取っておくことにした。それとプラスで聞き返し『逆に新人なので「こういうところがダメ」とかダメ出ししていただけると業務改善できると思うんですが、何かありませんかね』って言いました。怒られる覚悟はできていた。上司は「謙虚な言葉遣いができていないところかなぁ。それぐらいしか今は思いつきません」

・・・わかりました。ありがとうございます。

俺はいったい何で心配されていたんだろうか。いっそのことぼこぼこに心が折れる寸前まで怒られたい。このままでは社会をなめ切っている人間がまた一人、誕生してしまうであろう。きっつー。そう考えると夜しか眠れないのである。

少なくとも言えることは僕は素晴らしく恵まれた職場に配属されているということだ。
(20分)