イタリア行きたい。

おおよそ誰の役に立たないブログを書いています。

根拠なき悪口は深く根を張る

根拠なき悪意に襲われている

 私は、割と性格がアレだったり、能力がアレだったりするので人から敵意を向けられることが多い。慣れているので、悪いところがある程度認識できていて、相手が起こっていることもわかる。なので言われたときは「そうか」と思ってショックを受けることは少ない。この文脈だと直す気もないように見えるが、決して反省していないわけではない。しかしここ最近、理由なき悪意を向けらることが多い。理由はないわけではないが、通常通りのことをやっていて、こちらが十分に配慮を使っているにもかかわらず「お前は立場的に俺らを下に見ている」とか「たとえ間違っていることを注意されようが、俺はこれまでそんな風にやってきているのだからお前は口うるさい」とか。タイトルのような根拠なき悪口ではないが、こういった言葉は重く心に突き刺さる。そういわれたときはまず「あぁこいつはこういう環境でしか生きたことが無いからプライドが高いのかな」とか思ってとりあえず穏便にことをすますが、家に帰ってから言葉を反芻することが多い。正直「理詰めにお前は間違っている」といわれるよりもよっぽど「お前は気に入らないから間違っている」という根拠なき攻撃のほうが人の心には残るのだ。それはなぜか、人間性を否定されているからである。考え方を改めろなどは改善方法がハッキリとしているが、何となく気に入らないやら立場がどうこうとはどうすることもできないのだ。いくら気遣っていてもその人間が嫌いなのでその後も敵意を向けられ続けるに決まっている。全員に好かれたいわけでは決してないが、そういった言葉を投げかけられるほどダメージを受けることはキツイ。

 そう考えるとアイドルや芸能人はすごい。みんなから注目される故、一部の一般人の人からは「幸せそうでムカつく」とか「なんとなく気に入らない」といった感情を一般人の私たちよりも多く向けられている。そういった中で、自分の人間性を保ちながら活動を続けていかなければならない。TwitterなどのSNSでも不特定多数の匿名の人間から人間性を否定され、芸能活動をやめていった人物を何人も見てきている。それほどまでに人間性への攻撃は有効なのである。よっぽどそいつを攻撃しようと準備してきた攻撃よりも一言「お前のこと気に入らないわ」といわれる方がよっぽど怖い。それが全くの赤の他人であれば僕も大したダメージを受けないがこれからもかかわり続けることがある人物となるとなんとも気まずいものか。アイドルに至っては、アンチと呼ばれる形で物好きな連中がつきまといつづけるのだ。そんなアンチの連中にもひるまずにファンを自分の人間性で満足し続けられる。確固たる精神力が無くては無理だ。そういった芸能人やアイドルの方々を私はすごいと思う。アイドルとは偉大だ。

 

 そういった人間に私はなりたい。(アイドルにはならない)(20分)