イタリア行きたい。

おおよそ誰の役に立たないブログを書いています。

あんまり書きたくないけど仕事での出来事

仕事でとても香ばしい出来事があった。備忘録として書き留めておこうと思う。

 

それを書くことはプライバシーについての配慮がないとか常識がないとか言われるかもしれないが、明かすことができるカードだけでブログを綴っていきたいと思う。

事の発端は、Aというハーフ。昔は国外に住んでいたため、明朗で所かまわず騒がしくする?傾向があった。ある日、車窓を全快で開け大音量で音楽を流し運転をしていた。その場で注意をするのが筋であるはずだが、その時の自分は何を思ったのか、「これも多文化共生なんか」とか意味の分からんことを抜かし、同僚に話した。話し合いの結果、当然であるが次見かけたら注意することに。多文化共生ということを盾に日本のルールを守らないのはお門違いである。外国人がいかに増えようともここは日本。住んでいる住民の大半は日本人なのである。マナーがなっていなければ注意するべきである。

 それで終わりだと思っていた。しかし、事態は急変した。話をした同僚がAにその日の出来事について注意したのである。するとAは激昂して私のところにきた。

Aはブチ切れた状態で私に「なんか、てめぇは俺に言うことあるんじゃねぇのか!?おい!」と距離を詰めてきたのだ。ここでひいてはいけないと本能的に感じた私は、一歩も引きさがらず「なんの話だ。まず落ち着け」と言って促したが、怒りは収まらない。

Aは「車の出来事じゃ。お前なんで直接言わんのだ。おい。偉そうだな」という。私は全く怒りのツボがわかっていなかったが、これだけは言えた「悪いことやったんはどこのどいつだ。偉そうに俺のところに話に来ることじゃないだろ」。

Aは「いつも俺はお前の上司があの様子見て注意されとらんのだ。アイツは何も言ってこんかったぞ」と切れ気味。さすがにかなりの年上の人物を『アイツ』呼ばわりはまずいと思ったので「アイツとはなんだ。口に気をつけろ。注意されなかったら悪いことやっていいんか。悪いことって自覚あるから俺のところ来てんだろうが。」といった。もう私も止めることができなかった。Aはさらに激昂して、もう一歩前に出てきた。その瞬間私は冷静になった。

 

〔ここで俺が前に出たらキスになって不祥事確定だよな・・・〕

 

そこで自分は落ち着いて、「わかったわかった。次からは直接注意する。ただ、近所迷惑になるようなことはやめろよ」と諭した。

Aの怒りは全く収まる様子はなかったが、その場を立ち去って行った。

 

文化の違いなのか分からないが、人によって怒りのツボが違う。そういったことを注意できなかった私が悪いし、直接注意しなかった私の怠惰が招いた結論だ。次から外国出身の人間と関わるときはズバッといわなければならないなと心に刻む出来事であった。

怒られるという行為一つをとっても人によってこうも怒られ方が違うのかと思ってしまうある夜の出来事だった。