イタリア行きたい。

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出会いがあれば別れもある 春の入り口「卒業式」

本日は卒業式があったのでその様子をレポートしたいと思う。

 

なんて教育関係の話を真面目にこのブログですると思ったら間違いである。

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私は式で国歌とともに幕を空ける役割。

そのため、役割が終わった後式を壊さないように舞台袖から脱出する事は不可能であった。

なので、式のレポートは無理である。

卒業式2019、完!!!

 

 

 

の怒涛の展開で終わらせてもいいのですが、もう少しだけ出来事について記していきましょう。ちなみに突然出てきた謎の写真は、どうする事も出来ない状況に追い込まれた僕が取った写真です。

まぁ出来事といっても、式後の余韻の時間の話ですね。

卒業生と高校最後の思い出を残そうと、在校生たちは卒業生と会話を楽しみます。

部活ごとでの集まりや、吹奏楽部の演奏、はっちゃけはじめる野球部。

なんとも青春の卒業式って感じでよかったですね。

 

 

僕も高校時代は、剣道部の集まりで教室を借りて卒業パーティーをしたのがいい思い出です。

その時のスピーチの内容はたしか

「高校生活では色々なことを体験して、真っ白なキャンバスにたくさんの色を塗っていきましょう。入学の頃には真っ白だったキャンバスには卒業の時には自分ならではの色が付くでしょう。満足できるような色塗りをして、皆さんは”桜色”のキャンパスライフをおくれるようになろう!」

って言って桜色のスケッチブックを提示して終わりました。

皆さんも使っていいですよ。といいたいところではありますが、今よくよく考えてみると、自分なりの色を塗れって言ってるのに、最終的には桜色に限定される謎の超展開。

 まぁ耳触りと何となくよく聞こえるので高校時代の自分にしては割といいんじゃないでしょうかね。

 

さて、そんな甘い思い出に浸っているのもつかの間、職員室で仕事をしているわれわれの横には不審な影が・・・

職員室の窓から見えるところで、生徒たちは別れを惜しんでいます。

実は外で別れを惜しんでいる人達からは死角になっていますが、僕たちからは丸見えの空間があるのです。

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卒業式でよくある話といったらよくある話ですが、

在校生の彼氏と卒業生の彼女。

今生の別れというわけではないけど、高校ではもう会えなくなってしまう。

だから、バラバラになっちゃう最後に、2人ではなそっか・・・

ってな感じで校舎裏で2人は最後の密会をするのであったみたいな?

少女マンガっぽいですねーーー

確かにあるよねーーーーー甘酸っぱいねーーーーー

 

 

でもな、そこ生徒からは隠れてても、俺らからは丸見えだから。

もはや視界の端とかじゃなくて、窓の中央だから。

完全にショーだから、ステージ上だよ?舞台袖じゃないからね?

 

完全に2人の世界に入っています。僕らに見えていようがお構いなしな様子です。

確かに、その辺は自由だよ?うん。

けどな、先生たちも不純異性交遊は推奨しているわけじゃないんだ。

話しているだけならまだしも、もし雰囲気になっちゃって職員室の前でBとかしてみ?

さすがに指導対象やぞ??

 

職員室ではいかにしてこっちの視線に気付かせるかって話になって、

ベテランの先生は、卒業生を呼んで人ごみを形成する作戦。

先輩はあえてガン見で視線に気付かせる作戦。

僕は、窓を開けて「さくらーふぶーきのー」と某24時間テレビのマラソンラストの名曲を披露

 

全て、効果なし

 

2人の世界は深まって行きます。窓の開け閉めなどの窓際族みたいな行動も効果をなすことはなくついにその瞬間は訪れてしまいました。

 

高校舞台の少女マンガの最終回張りの名シーン。

ただし、場所は職員室前。

速攻で窓がガラガラガラ、教頭出てきて即刻指導

 

そして2人の時間は終わりました。

 

 

でも、よくよく考えたら、二人の時間が教員に終わらされるって逆に少女マンガっぽくね?と思いました。

 

⇓学校での話はこちらも

 

coccoco.hatenablog.com

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