イタリア行きたい。

おおよそ誰の役に立たないブログを書いています。

ここらでひとつまじめな話をしたい。

僕は今、非常に困っている。

 

 

職場のことで困っているんだ。

大前提として話しておきたいが、私は高校の教員をやっている。

 

クラス担任を受け持つ人間として俺がふさわしい人間なのかそうでないのかについて今議論する余地はないので今はスルーしておいてほしい。

 

真剣に悩んでいることだ。

 

 

 

 

 

クラスに淫夢が好きな男子がいる。

この男子が厄介なことに休み時間の間に、ずっと友人と淫夢の話をしている。

ところどころに淫夢用語を用いているのだ。

いまさらながら淫夢がなにかわからない人は↓のページから飛ぶとよい。

しかし、飛んだあとは自己責任なので一切責任はとらない。

dic.nicovideo.jp

 

別に、彼が何をすきであろうが、休み時間に何をしていようが僕には関係がない。

まぁぶっちゃけいってどうでもいい。

 

一学期が始まってすぐのころに、その生徒が授業中にタブレットをいじっていて、もちろんそれを注意したわけだ。

ここで問題が起こったのだ。なんと画面が淫夢であった。

授業中に淫夢????アイエエエエ??ナンデ????

授業中に???淫夢????あ????

必死に脳みそを回転させようとしたが、課金のし過ぎで脳みそが縮小してしまっている私には、理解が追いつかなかった。

 

大学生の時に後輩からビンタされた以来の衝撃だった。

 

理解が追いつかない僕の口からはたった一言

淫夢かよ・・・」とポロリと言葉が漏れてしまった。

 

これは死んだのではないか、と自分でも腹をくくった。

指導を受けた生徒も呆然として、目の前の担任と思われる人物が「淫夢かよ」と謎の発言をしたことを理解できていなかった。

 

まさに地獄絵図である。ここにいる人物は誰一人脳みその回転が追いついていない。

指導を受けた生徒は小さな声で「淫夢って言った?淫夢って言った?」と反芻している

 

そこに、近くの席の男子が「見んなよって言ったんだろ」とフォローを入れてくれ、私が助かったのはまた別の話だ。

 

 

そんな出来事もあったが、本題に戻りたいと思う。

 

なぜ、今のネット世代は淫夢に惹かれているのか。ネット空間のなかでコメントに淫夢を残す程度ならわかるが、現実まで淫夢が侵略してきているのだ。

昼休みまで淫夢なのだ。放課後も淫夢なのだ。

正直言って僕は淫夢にまみれた高校生活を送りたくはない。

それほどまでにあれは魅力的なコンテンツなのか、ネットの海を漂っていくつかの記事を見つけた。

 

kimu3.net

nena-undefined.hatenablog.com

大体記事の内容は理解したが、現実世界にまで強い強迫観念をもって顕在しているのかまではたどり着けなかった。

 

なんらかの大きな力がはたらいているのではなかろうか。

もしかしたら世界の闇的な組織が、日本の高校生全体の偏差値を下げ、植民地にする計画が進んでいるのかもしれない。

そうでなければ、小学生でもあるまいし、下ネタを言って喜ぶような高校生が多数存在することになってしまう。

 

 

よくよく考えたら特におかしなことでもなかった。

先日の私は、友達と以前流行った「この世のおわりのようなインスタ」を見て大爆笑していた。

なんなら先ほどまで、おち〇ぽという言葉について真剣な見解を述べているブログを読んで大爆笑していた。

 

結論

男はいつまでたっても下ネタが好き

 

何を考えていたのか、馬鹿らしくなってしまった。

こんなことならこの悩んでいた無駄な時間に本でも読んで教養を付けておくべきだった。

そうして僕の夜は今日も更けていく。