イタリア行きたい。

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夏の終わりにささやかな抵抗をした話

夏が終わってしまう。

 

あんなに暑いと感じ、あんなにけだるいと思っていた夏だが、終わってしまう。

 

思えば楽しい夏だった。

 

友達と筋トレに燃え、仕事は自分のペースで終えることができ、ボードゲームの合宿もあった。友人の結婚式に参加し、合コンにも行った。もちろんのこと、デートにも行った。高校の同級生や後輩に再会したのもいい思い出だ。

 

思えばこの夏が一番楽しかったのかもしれない。

 

長野県に就職してから、転職で地元に戻ってきた。必然的に友人に会う頻度は高くなった。なんて充実した夏だったんだろうか。

 

しかし、

 

夏が終わった。

 

人間とは欲張りな生き物だ。愚かである。失わないと今持っているものに気付くことができない。なんて愚かなのだろうか。

 

そんな私は夏の最後にささやかな抵抗をすることにした。何も考えずに後輩を拉致して車を走らせた。何も考えていなかった。

 

体は動いていた。お金など知らない、時間など知らないのだ。衝動に駆られるままに俺は車を走らせた。

 

先先週の土日は石川の先っぽに行った。何もしなかった。

 

こないだの土日は四国に行った。何もしなかった。

 

何もしないことをしたのだ。

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したのだ。

 

無駄に有意義だった。ささやかな抵抗だった。

 

なんの目的もなく、そこへ行くことだけを考えた。

 

だって明日からは仕事なんだもん。何も考えたくないんだ。

 

だから僕は車を走らせたんだ。

 

周りの人は私を馬鹿だというだろう。

 

周りの人はもっと有意義なことをしろというだろう。

 

ということで夏休みを満喫しました。

 

おしまい。